【コラム】試験片(テストピース)の形態(サイズ)について

  • 公開日:2025年2月20日
  • 更新日:2025年2月20日

試験片(テストピース)の形態(サイズ)について

研究開発には様々なテーマがあるかと思われます。JIS規格やASTM規格 などの標準規格に即した試験をされる場合もあれば、これから規格として申請する試験など、まったく新しいテーマに対して、今までにない試験方法が要求される場合もあるかと思われます。研究初期段階から最終製品に反映されるまで、条件を絞り込んでいく中で試験片(テストピース)の形態は様々なものが要求されるのではないでしょうか。

例えば、「JIS K6850 接着剤-剛性被着材の引張せん断接着強さ試験方法」で規定されている試験片(テストピース)のサイズは1.6x25x100mmになりますが、「今回は1.6x25x125mmで実験をしてみよう」 「短くすると良いかもしれないので1.6x25x95mmでトライしてみよう」といったことがあり、今までとは少しサイズの違うものをお客様からご発注いただくケースは少なくありません。

また同じ素材であっても実験の内容によって、大きさも様々です。同じ材料・同じ平板の形状でも、「3.0x3.0mm」などの小さいものから、「A4サイズ(210 x 297mm)」や「500x1000mm」などの大きな試験片(テストピース)もございます。

当社は「すべては研究開発者の力になるため」をモットーに試験片(テストピース)を製作しております。「今までと少しサイズが違うものでも対応してほしい」 「今までオーダーしていたものとは違う素材だが製作してほしい」といったご要望にもできる限り対応したいと考えておりますので、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

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